20121221

基礎

基礎型枠の建て込み段階。
中庭部分の抜けや雁行した平面形状が少しずつ露わになってきました。


型枠ができたところで、諸々検査。
いくつか手直しをお願いし、翌日のコンクリート打設に備えます。


コンクリートの打設が一気に進みます。

職人の方々のおかげで、日に日に現場の風景が変わっていきます。
年内は土台を伏せるまでとし、
養生して年末年始の休暇を迎える工程です。


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中斉拓也建築設計 | NAKASAI ARCHITECTS
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拠点を富山におく設計事務所


20121218

鉄階段

「堀の住居」 鉄階段の組立て状態をチェックしに鉄工所へ。

溶接箇所や各部材の精度などを確認してきました。
写真は下塗りの状態で真っ白ですが、
このあと滑り止めを兼ねた仕上げの塗装をかけてもらい、
年明け早々に予定している上棟に合わせて、現場へ搬入されます。





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20121208

配筋の表情


「堀の住居」では基礎工事が進んでいます。

昨日は構造設計を依頼している東京のオーノJAPAN 大野さんにお越しいただき、
基礎配筋の検査をおこないました。
並べられた配筋はきちんと整い、寒いなかでも凛として目に映ります。
一部難しかった写真(下)の箇所もなんなく、美しく仕上がっており、
手の感覚もなくなりそうになるこの時期に施工してくださった職人さんに感謝…。

今後、さらに基礎と土台・柱を緊結する金物が配置され、
型枠ができた時点で諸々の確認をし、コンクリートを流しこみます。
コンクリートを流しこむと、
もう二度と見れない配筋されたこの状態が静かに美しくて、いいです。





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20121204

納まりを考える

今日は午前中から板金(ガルバリウム鋼板)に
ついての打合せでした。
「堀の住居」で家を覆う主な素材はガルバリウム鋼板と杉板。
ガルバリウム鋼板は様々な形状とカラーを選択できますが、
今回は屋根に立ハゼ葺、
外壁には横葺きAT-1段式を採用。
カラーはどちらもフリントグレー。

打合せでは職人さんに指定形状に折った見本を持参いただき、
職人さんの技術と相談しながら、
出隅・入隅や各端部等々の納まりを細々と決めました。
職人さんが出来ることと出来ないことを確認し、
雨仕舞いが悪くならないことを大前提に、
この建物ならではの納まりを考えていきます。
考えては断念したり、採用されたり…、
そんな会話とスケッチを繰り返して、
1つ1つ決定していく時間はとても有意義です。

いかにイメージと意識を共有できるか。
これは協同でモノをつくっていく時にとても大切なことです。



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20121128

敷地をつくる


冬の青空にレッカーのアームが高くのび、何ともいえない爽快感。
「願海寺の住居」では、造成工事が進んでいます。
今日は田との境に擁壁を設置。
いよいよ、敷地の外郭があらわになってきました。





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20121127

地盤改良

「堀の住居」では地盤改良がスタートしました。
現場の土と攪拌されるセメント系固形材がきちんと整列し、
出番をいまかと待っています。

今回は深いところで1m厚の改良帯をつくって、
しっかりと支持地盤まで到達させます。
地盤ができれば、基礎工事から上棟→屋根→外壁と一気に進み、
あっという間に現場の風景が一変するので楽しみです。
その間、同時に細々と決めていくことも多々。




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20121121

熱意

いま、実施設計を進めている「願海寺の住居」がある地域は、
市街化調整区域と農業振興地域にあたり、
建築する以前に色々と手続きが必要な地域です。

農業振興地域の除外申請にはじまり、農地転用の申請と開発許可の申請、
また現況は大きな田になっていて、このうち使用する面積分を分筆する必要もありました。
分筆登記は土地家屋調査士の方におこなっていただきましたが、
それ以外の申請は、ほとんどお施主さんが自ら動かれ、
すべての申請をとおしてしまわれました!
今回、私はほんの少しお手伝いしただけで。。。脱帽です。
これらの申請は大変なため、一般的には設計士、
もしくは行政書士などが代行しておこなうものなので、
難なく許可を得られた、その行動力と熱意にとても感心させられました。

そして先日、現地では造成工事がスタート!
今後は早々に造成工事を終え、ひと冬土地を寝かせたあとの春先の着工へ向けて、
打合せを重ねながら図面を進めていきます。

まだ建物本体の着工はしていませんが、
これまでにすでにたくさんの方々に携わっていただき、この計画が進んでいます。
建築はたくさんの人が関わり、その協力のもと形となっていきます。
関わるすべての人に感謝しながら、
私も熱意をこめて設計・監理をすすめて完成を目指します。



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20121111

地鎮祭とタイムカプセル


設計を進めてきた住宅「堀の住居」の地鎮祭が10日におこなわれ、
自分にとっては独立して最初に着工する住宅でもあり、とても心に残る地鎮祭となりました。
神主さんのオォォォという警ひつが体に響き、あらためて気持ちが引きしまりました。

これから完成までの4~5ヶ月間は、工事監理を進めていきます。
施主、施工者の方々と一丸となって、
愛着をもっていただける住まいの完成を目指したいと思います。


地鎮祭と同じこの日、
小学校6年生の時に埋めたタイムカプセルを掘り起こすセレモニーにも参加してきました。
先生や同級生の懐かしい面々、そしてタイムカプセルには20年後の自分に宛てた手紙などが入っていて、その当時の記憶が断片的によみがえってきたりと、
とても懐かしい気分にひたることができました。

地鎮祭では基礎工事の際に埋める鎮め物を神主さんよりいただき、
セレモニーでは20年前のタイムカプセルを掘り起こし…、
忘れられない一日となりました。



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20121108

ブログスタート!

日常の出来事や思い、
進行中のプロジェクトの紹介など、さまざまなことを記していきます。
言葉や写真として記録していくことは、
その時々のことがきちんと整理される一助になり、
それらの蓄積がよりよい思考や判断につながるのでは…という期待もこめつつ、
このブログを継続していきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。



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