20131022

オープンハウスを終えて


「願海寺の住居」のオープンハウスは、
お施主さんご自身でも広く告知していただいたこともあり、
2日間で100名ほどのご来場がありました。
お越しいただいたみなさま、有難うございました。
そしてこのような機会をつくっていただいたお施主さまにも感謝、感謝です。。。


ゆっくりお話できなかった方もいらっしゃったので、
あらためて、この住宅について少し触れてみたいと思います。
ここ富山で住宅を設計する場合、
2台分のガレージを屋根付きで・・・ というご要望が多くあります。
そうした時に、このガレージの扱い方によって、
外観や平面計画、予算に大きな影響がでてきます。
単純に家の前にアルミカーポートを別棟でつくる方法もありますが、
そこには何の文脈も存在せず、まちと住宅に無意味な距離をおくことになります。
そうではなくて、ガレージを前に配置した場合でも、
もう少し住宅とまちを緩やかに繋げられるような計画が必要だと感じています。

そういう思いから「願海寺の住居」では、
2台分のガレージを分けて計画することで外観のプロポーションを整えたり、
ガレージの二次的利用を想定した配置や空間づくりを模索しました。
また、その配置によって生まれるアプローチや中庭の空間が半外部の領域になることをねらい、内部空間に面積以上の広さを与えたいと考えていました。
内部において、さらに視覚的な広さを得るために、
室どうしが雁行しながら連続的に繋がる空間構成とし、
動線の向きをあちこちに変え、視野がいろんな方向へ抜けるように操作しています。

2台分の屋根付きガレージを計画することで、
予算上、居住空間をコンパクトにしなければならないこともあります。
そうした場合にただ面積を小さくするだけでは、
息詰まる室内が出来上がってしまうので、
面積以上の広さを感じられる仕掛けが不可欠です。
決まった予算のなかで、
ガレージをもった住宅とまちの関係性を考えるばかりではなく、
居住空間の豊かさの質も落としてはなりません。

今後もお施主さんの要望のうえに、
地域性や場所性、家族柄をよんで、突き詰めて設計していきたい。




20131006

オープンハウス

設計監理をすすめてきた「願海寺の住居」がまもなく完成を迎えます。
このたび、お施主様のご厚意によって、
オープンハウスを行えることとなりましたので、
お時間の許す方は、この機会にぜひお越しいただき、
ご体感いただければと思っております。


日時:10月12日(土)・14日(月)  10:00~18:00

場所の詳細は下の案内リーフレットに記載してあります。

↓画像をクリックすると拡大表示されますので、
プリントアウトなどしてご利用ください。




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中斉拓也建築設計 | NAKASAI ARCHITECTS
http://www.nkstky.jp/

北陸 富山 に拠点をおく設計事務所

20130921

美容院の現場

同年代の粋のいい大工さんに出会う。
いつも覇気があり、よみが速く、手も速いうえに正確。
そして、現場がいつも片付いてて綺麗。
おかげで現場に出入りする色んな職人の方々も仕事がしやすそうで何よりです。

上棟からあっという間に現場が進み、
来週からは徐々に内装工事が始まります。
週末には北面の大開口に納まる木製のカーテンウォールが搬入され、
いよいよこの美容室の「顔」ができあがります。

現場と平行して各ディテールや設備の打合せをおこない、
家具・建具などの施工図チェックも進めていきます。


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中斉拓也建築設計 | NAKASAI ARCHITECTS
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北陸 富山 に拠点をおく設計事務所

20130912

平屋建ての美容院

綾田町で着工した美容院は、建て方を終え、着々と進んでいます。

建物は安定した採光を求め、北側に大開口を設けました。
この大開口に面した場所がカットスペースとなり、
他のスペースとは明確に区別化された、
開放感のあるダイナミックな空間となります。

11月オープンに向けて、
これから熱い監督 兼 大工さんを中心に一気に現場が進んでいきます!
当事務所も2ヶ月間、高い完成度となるよう濃厚な現場監理を続けていきます。


この場所でカットしてもらう日が待ち遠しい…。


hairmake Enchante
http://hairmake-enchante.com/




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北陸 富山 に拠点をおく設計事務所

20130831

愛着

お施主さんによる塗装作業にお供してきました。
願海寺の住宅では内装に木を多用していて、
その仕上げ塗装をお施主さんの手によっておこなうことになっています。

今回塗装した木材は、床や壁に使う杉板でした。
塗料は浸透性の自然塗料や
墨汁を水で希釈した塗料を箇所によって使い分けました。
杉板ならではの木目の美しさや木の柔らかさが強調され、
とても艶っぽい仕上りになっています。


今後ずっと住まわれていく家のなかで、
ご自身で工事に携わったところが目に見えて残ることで、
より愛着がわいてくれるといいなぁ…。


住宅や店舗など用途に関わらず、
建築やインテリアが存在し続けるにはそのモノへの愛着が不可欠です。
たとえば、計画過程で構想を練って、練って、練ること、
工事過程では何度も現場の様子を見に行ったりすること、
当たり前のことですが、時間の許す限り、
これらの過程をとても大切にするべきだと思っています。


家は単に買うものではなくて、
施工者・施主・設計者で一緒につくるもの、
そういう感覚をずっと大事にしていきたいです。



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北陸 富山 に拠点をおく設計事務所

20130717

地鎮祭


昨日は富山市内で計画している美容院の地鎮祭でした。

通例の青白幕(浅葱幕)や紅白幕はなかったものの、
紅白生地のタープテントが設営されていて、
これがちょっと洒落っ気があり、建物の用途と相まってとても感じよく映りました。


これから3ヶ月半ほどの間、工事監理をおこなっていきます。
建物の精度は技術の善し悪しによるところもありますが、
つくる人たちのモチベーションによっても異なってくるように思います。
この現場においても監理の一環として、
監督や職人のモチベーションが少しでも高まるようなコミュニケーションを心がけていきたい。

完成が待ちどおしいです!


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北陸 富山 に拠点をおく設計事務所

20130617

建て方

先日、願海寺の現場は建て方を迎えました。
現場で土台を据え付け、柱・梁を組立てる作業を建て方といいます。

屋根レベルの異なる4つのボリュームが平面的にも雁行して繋がる構成なため、
単純な作業とは行かず、総勢12人で2日間かけての建て方でした。
そんなにたくさん言葉を交わすこともなく、木材に刻印してある番号と図面をみて、
それぞれの持ち場で淡々と作業を続ける様子はいつも感心させられます。

細かい梁が露出した状態で、外部から内部へと連続する。
車庫・アプローチ・玄関土間がこの屋根の下で一体となります。


屋根の上へ登るのにハマった娘さん、
上から降りてきて大満足なところを1枚!可愛くて大変です。。


1日目の作業が終わったところで、上棟式が行われました。
夏日が続く中での建て方、ご苦労様でした。
今後も安全に工事が進み、良いモノができあがりますように…。

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