20151020

屋根・小屋組の完成@新川神社

先日、上棟式を終えた新川神社の現場は、
小屋組がすべて掛かり、屋根のアポロルーフ葺きが完工しました。

軒先の見えがかりも極端に薄く見え、ディテールがうまくいったことを実感。
屋根を支えている部材は構造上必要な断面を確保するため、力強く立派な部材が入っていますが、軒先の作り方によって、屋根の先端が無骨にならず繊細な線が浮かびあがりました。

大空間を可能にしている梁架構が壮大で美しく、見応え充分。
この梁架構は大広間の天井として、このまま露出してきます。
雅楽の演奏や古事記の素読がこの場所で行われる日が待ち遠しい。。。




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中斉拓也建築設計 | NAKASAI ARCHITECTS

北陸 富山 に拠点をおく設計事務所

20151007

内覧会のお知らせ

まもなくお引渡しを迎える「小泉町の住居」
お施主さまのご厚意により、下記の日時で内覧会を行います。
見学をご希望される方は現地の場所をお知らせしますので、
メールにて、その旨をお知らせください。

10日(土)12:00~17:00
11日(日)  9:00~12:00
メール:nakasai@nkstky.jp

市街地の準防火地域に建ぺい率の許容に対して、
ぎりぎりまで計画したとても濃密な住宅が出来上がりました。
ぜひお越しください。




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20151003

建て方・古式上棟式@新川神社

9月の最終週に新川神社神道道場の現場は建て方を迎えました。

この日は早朝から見事な青空で、9月末とは思えないほどの暑い気候。
天候にものすごく恵まれ、夕刻の上棟式に向けて順調に建て方が進みました。
レッカーにて次々と構造材が運ばれていく様子を見届けるなかでも、
鉄を木でサンドイッチした隅木や大黒柱となる鉄柱など、
木だけでは成立しない大空間を可能にする構造部材はとても見応えあり。

隅木は全長10m程にあり、その自重は2トン超え。
こんなものが屋根に掛かって、大丈夫かと思わされるほど迫力満点。。。
鍛冶屋、棟梁、大工、鳶、プレカット業者、現場監督
みなさんのおかげで、この困難な建て方が成功しました。感謝、感謝です。

そして、建設委員会はじめ、大勢の皆さまが参列された上棟式は、普段なかなかお目にかかれない「古式」にのっとり、厳粛に進行。儀式で役割を担うみなさんの一挙手一投足からヒシヒシと緊張感が伝わり、とても素晴らしい空気感のなか、執り行われました。