20121204

納まりを考える

今日は午前中から板金(ガルバリウム鋼板)に
ついての打合せでした。
「堀の住居」で家を覆う主な素材はガルバリウム鋼板と杉板。
ガルバリウム鋼板は様々な形状とカラーを選択できますが、
今回は屋根に立ハゼ葺、
外壁には横葺きAT-1段式を採用。
カラーはどちらもフリントグレー。

打合せでは職人さんに指定形状に折った見本を持参いただき、
職人さんの技術と相談しながら、
出隅・入隅や各端部等々の納まりを細々と決めました。
職人さんが出来ることと出来ないことを確認し、
雨仕舞いが悪くならないことを大前提に、
この建物ならではの納まりを考えていきます。
考えては断念したり、採用されたり…、
そんな会話とスケッチを繰り返して、
1つ1つ決定していく時間はとても有意義です。

いかにイメージと意識を共有できるか。
これは協同でモノをつくっていく時にとても大切なことです。



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中斉拓也建築設計 | NAKASAI ARCHITECTS
http://www.nkstky.jp/

拠点を富山におく設計事務所

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