ひそかに前々から、どんな方だろうという興味をもっていて、
新湊にあるuchikawa六角堂さんでそのお話が聞けるという情報をキャッチし、駆けつけました。
城端の町や曳山祭の歴史、16代におよぶ塗師屋治五右衛門の家系について、
漆、道具、ものづくりへの思い、そしてご自身の作品などについて、
2時間ほど語ってくださいました。
熱をおびてテンポよく溢れだす言葉の数々は、
城端や家系の歴史、漆などにとことん真摯に向き合っているからこそ、
出てくるものだろうなぁということがビシビシ伝わってきました。
城端・漆への愛、ご先祖への尊敬の念が小原さんの表情と言葉の節々から感じられ、
城端に生きる塗師屋伝承者としての自覚も半端なく、
日々のすべてを城端と漆芸に捧げているような生き様に感動して帰ってきました。
目は済んで真っ直ぐで、指先は力強くもしなやかで、
全身から出ている熱量がとても大きな方。久々にこういう方に出会いました。
城端蒔絵 塗師屋治五右衛門16代 小原好喬さん
http://www.wabikatsu.com/wabijo-wabidan/yoshitomo-ohar/uchikawa六角堂
http://inacafe.net/
<< posted.
中斉拓也建築設計 | NAKASAI ARCHITECTS
http://www.nkstky.jp/