「堀の住居」では12mmの構造用合板を、
外側は大壁仕様、内側は真壁仕様に貼って、耐力壁をつくっています。
写真は2階へ続く階段廊下から中庭の外壁面を見たところですが、
この構造用合板のまま仕上げ!としてしまいたいほど綺麗な状態です。
当たり前のことですが、
建築過程では建物を構成していく材料が素の状態で見えたままで、
そこには現場の方々の作業の跡などがまざまざと残っています。
こういう温度のある建築状態や構造材・下地材の配置などを見ていると、
これらの意匠への活かし方など、、色々と考えさせられることが多いです。
また現場には効率よく仕事をするために
職人さんが考えたいろんな工夫や監督さんの配慮が随所に見られて、
これが現場へ行く際の楽しみの1つにもなっています。
これらの写真から現場は少し進み、
いまは外壁の外張り断熱の施工も終わって、
来週からは外部仕上げとなるガルバリウム鋼板のAT張りがスタートします。
なんとか天気が良くあってほしい…
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中斉拓也建築設計 | NAKASAI ARCHITECTS
http://www.nkstky.jp/